MAKES TOYAMA doublet TOUR
MAKES TOYAMA × doublet 2016 — 2025 / TO BE CONTINUED

01 / THE STORY

The story
so far.

MAKES × doublet — これまでの歩み

5 STORES / 5 MANAGERS / 1 HISTORY
テーマは"受け継ぐ"
MAKESでdoubletのお取り扱いが始まって10年-
doubletデザイナー井野さんをお招きし歴史を辿りながら当時の思い出話やこれからのことを みなさまと一緒に語らう時間です

商品そのものでは伝えきれないdoubletの価値を体験。 そしてイベントを記念してdoublet×ROMANTIQUE別注アイテムの販売もあります

ご来場いただいた方にはささやかなお土産もございます
是非お気軽にお越しください

※井野さんと各店長によるトークショーは17時~18時頃準備ができ次第開始となります。

DATE
2026.10.31(SAT)
TIME
17:00 ~
VENUE
ROMANTIQUE
ADDRESS
〒930-0083 富山市総曲輪3-8-6
CONTENTS
別注アイテム販売、トークショー他

※最新情報は公式SNSをご確認ください。

MORE INFORMATION☚

02 / SPECIAL ITEM

One and
only.

MAKES × doublet SPECIAL T-SHIRT

MAKES × doublet 別注Tシャツの商品画像

LIMITED COLLABORATION

A T-shirt made
for this story.

終わらない一夜と、300年の歴史。螺旋構図の中で踊り手たちが途切れることなく続いていく。朝まで踊り続けるおわらの時間と、世代を超えて受け継がれてきた歴史を一つの螺旋として表現。

OWARA (NAI) SPIRAL L/S T-SHIRT

MAKES × doublet / Exclusive Item

PRICE:¥29,700(tax-in)

03 / INTERVIEW

Behind the
design.

デザイナー井野さんに聞く、今回のこと。

デザイナー井野さんのポートレート

井野 将之

DESIGNER / doublet

MAKESとdoubletが出会ってから、これまで。そして今回の別注Tシャツに込めた思い。デザイナーの井野さんに、積み重ねてきた時間と、これからの関係について聞きました。

MAKESでは、これまで5つの店舗・5人の店長がdoubletを取り扱ってきました。この受け継がれてきた歴史を、どう感じていますか?

正直、最初の頃はどこに行っても成果を出せなくて、たらい回しにされているのかな、とハラハラしていました(笑)。
でも振り返ってみると、全然そうではなくて。時代の流れやお店の役割を見ながら、「今のdoubletなら、どこにいるのが一番伝わるんだろう」とずっと考えてもらってきた結果なんだと思います。
なので今は、ROMANTIQUEにdoubletがいる意味を、ここから一緒につくっていきたいと思っています。

井野さんから見て、MAKESはどんな印象がありますか?

ファッションのテーマパークみたいな存在です。
富山の街を歩いていると、お化け屋敷みたいに少し緊張感のあるモードな店があったり、ジェットコースターみたいにカジュアルでワクワクする店があったりする。着ぐるみこそ着ていないけれど、スタッフの皆さんの接客もどこか愉快です。
MAKESさんとは関係ないですが、お腹が減ったら富山ブラックまである(笑)。街ごと含めて楽しめる、僕にとってはそんなファッションテーマパークです。

これまでMAKESでdoubletを扱ってきた中で、印象に残っている出来事はありますか?

やっぱり、鱒寿司入りのTシャツを販売した時ですね。
ちょうどコロナ禍の真っ最中で、お客様がなかなか外出できない時期だったので、少しでも外に出て、買い物そのものを楽しめる体験をつくれないかと考えて生まれたアイテムでした。
本物の鱒寿司に使われている木桶にTシャツを入れたかったのですが、木桶を作っている富山の工場さんも、通常は鱒寿司以外の用途では販売していなかったんです。それでも、なぜこのTシャツを作りたいのかをお話ししたら快く賛同してくださって、本当に木桶入りのパッケージを作ることができました。
店頭にその木桶を山積みにして、発売日にお客様が嬉しそうに一つずつ手に取って、その山がどんどん低くなっていった。コロナ禍だったから余計にそう感じたのかもしれませんが、今でもすごく良い思い出です。

今回の企画を通して、お客様に一番感じてほしいことは何ですか?

鱒寿司の時と同じで、やっぱり「体験」だと思います。
あの時はコロナ禍でできることに制限がありましたが、今ならもっといろんなことができる。商品を買うだけではなく、人と話したり、昔の写真を見たり、これまでのdoubletとMAKESの時間を知ったり。今回は僕らもお客様と一緒になって、その時間そのものを楽しみたいです。

今回、商品だけではなく、写真や店長の言葉、当時の記憶まで展示します。この「モノ以外のもの」を見せることについて、どう思いますか?

僕らは今ではパリコレという舞台で発表できるようになりましたが、最初からそこにいたわけではありません。これまで出会った店長やスタッフの方々が、doubletを一人でも多くのお客様に紹介してくれて、知ってもらって、好きになってもらえて、その積み重ねがあって今があります。
僕ら自身、まだまだ道半ばですが、ここまで来られたのは、その時々で真剣に、時には必死になって一緒にやってくれた人たちがいたからだと思っています。
今回は昔を懐かしむだけではなく、ここから先どうなっていくのかを、MAKESさんと僕らだけではなく、お客様も巻き込みながら一緒につくっていくスタートになればと思っています。

今回の企画をきっかけに、これからMAKESとdoubletの関係がどうなっていったら面白いと思いますか?

もっとお客様の顔が見える関係になったら嬉しいです。
僕らは普段、服を作ってお店へ届けますが、その先で誰が手に取ってくれたのかまでは、なかなか分かりません。今回実際にお客様と話すことで、「この前話したあの人が、あの服を買ってくれましたよ」みたいな会話ができるようになったら面白い。ブランド、お店、お客様が、もう少し近い距離でつながっていけたらいいなと思っています。

それぞれの店長によって、doubletとの付き合い方に違いを感じることはありましたか?

意外と、あまり違いを感じないんですよね。なぜだろうと考えると、現社長の河野さんの存在が大きい気がします。気がつくと必ず隣にいるというか、実際そこにいなくても、なぜかいるような気がする(笑)。
それぞれ店長の個性は違うはずなのに、どこかに河野さんの考え方やMAKESらしさが流れている。うまく言葉にするのが難しいんですが、「みんな少し河野さん」という感じなのかもしれません。

逆に、店舗や店長が変わっても「これはMAKESらしいな」と感じた部分はありますか?

やっぱり、河野さんがいてもいなくても、いるような感じですね(笑)。
店舗ごとに雰囲気も違うし、店長の個性も違うのに、その奥にあるものは不思議と共通している。作り手に対するリスペクトもすごくあって、河野さんが服のことを「お洋服」って呼んでいるのも、僕はとても好きです。そういうところも含めて、MAKESらしさなのかなと思います。

ROMANTIQUEがdoubletにとって、どんな場所になってほしいと考えていますか?

ラーメンで言うなら、「富山ブラック」がある場所になってほしいです。
どこでも同じように見られるdoubletではなく、ROMANTIQUEだからこそ出会えるdoubletがある。富山に来たら、ROMANTIQUEでdoubletを見たい、と思ってもらえるような場所になったら嬉しいです。

別注アイテムのコンセプトや、形になるまでの過程を教えてください。

最初のアイデアは、フロントに「I ❤️ NY」のロゴみたいに「I ❤️ MAKES」とプリントして、Tシャツをひっくり返すと歴代店長の顔になって着られる、というかなりふざけたものでした。もちろん却下され(笑)、そこから今村さんに、おわら風の盆をモチーフにできないか、と提案をいただきました。
最初は、歴史あるお祭りをどう扱うべきか迷いもありましたが、今村さんがおわらを長く受け継いできたこと、そして、MAKESとdoubletの歴史を今は自分が受け継いでいる、と話してくれたことで一気につながりました。
今回の別注アイテムを着て、おわらのように、時間を忘れてみんなで楽しめるイベントにできたらいいなと思っています。

04 / STORE MANAGERS

Five stores,
five stories.

それぞれの店長が語る、MAKESとdoublet。

VOICE 01
doubletとの出会いは、「UN-GRANGE」のシーズンからでした。千駄ヶ谷の展示会場に初めて伺った日のことは、今でも鮮明に覚えています。MIHARA YASUHIRO出身ということもあり、それまで見たことのないようなユニークな発想とデザインに、大きな衝撃を受けました。 「普遍的」なデザインの中に、圧倒的な「違和感」を持たせる。その独自の感覚を、ぶれることなく表現し続ける井野さんのクリエーションには、今も強く惹かれています。 Carnationでは2015年から2017年までの4シーズン、doubletを展開させていただきました。当時から唯一無二の存在感を放っていましたが、振り返ると、その後の飛躍へとつながる大切な時期に携われたことを、とても嬉しく思います。 「洋服を楽しんでほしい」という井野さんの想いが、今では日本を越えて多くの人に届き、doubletを身に着けた方々の笑顔につながっていることも嬉しいです。これからもdoubletが生み出す、新しい洋服の楽しみ方を楽しみにしています。

江成 朋彦 / Carnation

VOICE 02
2017年から2019年にかけて、TRUNK15にてdoubletをお取り扱いさせていただきました。carnationからバトンを受け取る形でお取り扱いが始まり、約3年間、井野さんをはじめdoubletチームの皆さんと一緒にお仕事できたことは、今でも大切な思い出です。 「違和感のある日常着」というコンセプトのもと、他にはない斬新なデザインと、doubletにしかない世界観。新しいコレクションを見るたびにワクワクし、洋服の楽しさや可能性を改めて感じさせてもらいました。 展示会で井野さんやチームの皆さんにお会いするのも楽しみの一つで、いつもファミリーのように温かく迎えていただきました。お店のことについても気さくに相談に乗ってくださった井野さんには、本当に感謝しています。 「喜ばせる、楽しませる、そして驚かせる」という行為には愛がある。たくさんの人を楽しませてきたdoublet。その魅力を一緒に届けられたことを、とても嬉しく思っています。

葛坂 智昭 / TRUNK15

VOICE 03
doubletに初めて携わったのは、TRUNK15時代の時が初めてで、 今まで自分が触れてこなかった雰囲気のブランドとして、強烈に印象に残りました。 その後、誰も見たことのない洋服を作り、そのデザイン性で当時LVMHプライズをアジア人初で受賞され、自分の事のように喜び、誇らしくなったことを覚えています。 cote a coteが新しくオープンしてからは、BED j.w. FORDとのコラボレーション企画を行なったり、鱒寿司Tシャツを別注で販売したり、ご協力いただく機会が多くとても感謝しています。 デザイナーと別注の企画をすること自体が当時初めてで、その基礎を教えてもらったのは井野さんだったと、昔を振り返りながら感じています。 また、店頭に立っていただき、鱒寿司Tシャツを販売した日の夜に言っていただいた言葉が、いまだに自分の販売員としての軸、支えになっています。 どんなに規模が大きくなり、認知度が高まっても、人を喜ばせたいという信念がブレない井野さんを本当に尊敬しています!

田中 竜治 / cote a cote

VOICE 04
doubletは、服の楽しみ方を改めて教えてくれたブランドです。 長く服の仕事に携わると、洋服の背景や文脈が自然と見えるようになっていって。 それも服の面白さですが、doubletには、知識や経験に関係なく、誰もが初見で自由に楽しめる魅力があります。 2023年から2025年まで関わる中で、毎シーズン、服が人の記憶や感情、想像力を動かしていく力を感じてきました。IDOLのシーズンでは、まさか自分がオタ芸をするとは思いませんでした(笑)。その動画を井野さんが面白がってくださり、doubletのSNSで紹介していただけたことも、忘れられない思い出です。 バイヤーとしての知識以上に、「こんなものがお店にあったら面白いよね」という純粋な好奇心で向き合えること。それもdoubletの魅力だと思います。 ブランドが服をつくり、お店が魅力を伝え、お客様が新しい楽しみ方を見つけていく。そんなつながりを、これからもdoubletと一緒に育てていけたら嬉しいです。

大森 勇紀 / TRUNK15

VOICE 05
doubletとの出会いは、2015年のCarnation。入社2年目だった私は、江成店長と店頭に立っていました。 取り扱いが始まって間もなく、井野さんを迎えたイベントを開催したことも、今でもよく覚えています。服飾大学を卒業したばかりの私にとって、デザイナーは雲の上の存在でしたが、井野さんがお客様のお子さんと一緒に絵を描いている姿がとても自然体で、その印象が強く残っています。 それから11年。今、自分が店長を務めるROMANTIQUEでdoubletを扱っていることに、不思議なご縁を感じています。 26SS「いただきます」の展示会では、バナナの皮の繊維を使ったアイテムや、パールをご飯粒に見立てたブルゾンなど、その自由な発想に衝撃を受けました。 doubletの服は、ただユニークなだけではありません。素材や染料、服づくりそのものまでがデザインとつながり、一着一着に理由やメッセージがある。だから、変なのに、なぜか着たくなる。 ROMANTIQUEは、お客様それぞれの感性でファッションを楽しんでいただける場でありたいと思っています。自由な発想でファッションの楽しさを届けるdoubletは、私たちにとって大切なピースのひとつです。 doubletが持つ、少し“風変わり”で自由な世界観と、そこに触れる人の感性が交わることで生まれるものを、これからも楽しみにしています。

今村 恵梨子 / ROMANTIQUE