STORE LIST
  • INFACES
  • TRUNK15
  • greenroom
  • burden
  • Carnation
  • IVORY
  • cote a cote
  1. HOME > 
  2. FEATURE一覧 > 
  3. 靴を磨けば - 靴磨きとサステナブル -

FEATURE

2021.05.03 / ONLINE STORE

靴を磨けば - 靴磨きとサステナブル -

 

 最近、NEWSでよく耳にするようになった【サステナブル=持続可能な】という言葉。
 具体的な17の目標を定め、サステナブルな社会、またはサステナブルな暮らしを世界規模で目指す取り組みのことを意味します。
 言い換えると、「美しい地球の風景を未来の世代にも残していく社会」、「環境を壊さず、資源も使いすぎず、ずっと生活し続ける暮らし方」をするための取り組み、ということになります。

 こういった動きはアパレル業界にも見られ、海洋ゴミをアウトソールの素材に採用したり、人体や環境に優しいオーガニック製品を採用するなど、サステナブルファッションが大きなテーマとして取り上げられています。

 今回はそんなサステナブルが注目される中、私たちが出来るサステナブルな行動のひとつ、靴磨きの魅力をご紹介していきます。
 


 

 


 

 オシャレは足元から――。
 という言葉があるように、ファッションにおいて靴は重要なアイテムです。同じ服装でもスニーカーと革靴では与える印象が変わり、スタイルの雰囲気を左右します。

そんな革靴も普段何気なく履くたびに、汚れやほこりの蓄積、雨による雨染みや乾燥によるクラック(ひび割れ)が起きてしまいます。このままでは汚れた革靴が目立ってしまい、せっかくのコーディネートも格好つきません。
 だからといって汚れてしまったから、履けなくなってしまったから捨ててしまう新しい靴を買う、と考えるのはとてももったいないことです。

 サステナブルという言葉が認知される昔から、靴磨きには「革靴を長く大切に履く」というサステナブルな目的が根付いていました。
 物には必ず寿命がありますが、靴磨きをすれば、長く履き続けることが出来ます。そして大切にメンテナンスした革靴だからこそ、エイジングやレザー特有の風合い、艶感が増してきます。
 

burdenに展示されているPHIGVELのSERVICE SHOES
実際に履きこんだ革靴は独特な艶感と履きしわのエイジングを楽しめます。


 こうした「革を育てる」過程を楽しめるのも、靴磨きならではの魅力のひとつなんですよね。そして靴磨きによって、長く履き続けることこそがサステナブルな行動に自然と繋がっていくのです。

 靴磨きの魅力はまだまだ語りつくせませんが、ではここで実際に靴磨きを行いながら使用するアイテムを確認していきます。
 用意するものは、以下のアイテムたちです。まったく同じ物を用意する必要はなく、クロスやペネトレイトブラシは代替でも大丈夫です。

 


 


 

 今回、使用する靴は、当社スタッフ愛用品のSPONGE SOLE ZIP BOOTSをお借りしてきました。
 まずは、革靴の状態を確かめていきましょう。

 

 

 


 一見キレイに見えますが、毎日履いているとほこりやつま先の擦り傷など気づかないうちについていたりします。
 それでは、実際に靴磨きを行いましょう。

 


 

 


 

①馬毛ブラシでほこりを落とす。

 馬毛ブラシでほこりや砂を落とします。ほこりや砂がある状態で汚れ落としやクリームを塗ると微細なゴミや砂が革を傷つけてしまう恐れがあるので、丁寧にブラッシングし、特にコバ部分はほこりや砂がたまりやすいので念入りに行いましょう。

 

②ステインリムーバーで汚れを落とす。

 ステインリムーバー(汚れ落とし)とクロスを使って汚れを落としていきます。クロスがない場合は使わなくなったTシャツなどを手ごろな大きさに切って使用しても大丈夫です。素材はコットン100%がオススメです。人差し指と中指でクロスを挟み、中指から人差し指へクロスをぐるりと回し、余ったクロスを親指で押さえると塗りやすくなります。
 ステインリムーバーは十円玉ぐらいの量を取り、足りなくなったらその都度足していきます。

 ゴシゴシ落とそうと力を入れすぎると革に負担がかかってしまうので、優しく円を描くように拭きましょう。

 

③革にシュークリームを塗り栄養を与える。

 手を汚さないようにペネトレイトブラシでシュークリームを塗ります。なければクロスで先ほどと同様に塗りましょう。

 革に栄養を与えることにより、適度な油分が保革効果と潤いを補給し、革の寿命が伸びます。また、油分が抜けていくと革の表面が乾燥し、最悪の場合クラック(ひび割れ)が出来てしまいますが、靴磨きをしていればクラック予防にもなります。
 こちらもステインリムーバーと同様に、円を描くように塗っていきます。クラックが起こりやすい履きしわの部分はペネトレイトブラシでするとムラなく塗り込めるので大変便利なアイテムです。

 

④豚毛ブラシでシュークリームをなじませる。


 豚毛ブラシでシュークリームをなじませます。素早く、気持ち強めにブラッシングをすると摩擦熱が発生し、その熱によってシュークリームが革へより侵透しやすくなります。艶感も出せるので、私にとっては靴磨きの工程で一番楽しい所であり、腕の見せ所です。

 

⑥仕上げ用クロスで乾拭きをする。

 仕上げにクロスで乾拭きをします。乾拭きをしないと余分なシュークリームがほこりや湿気を吸収してしまい、汚れやカビの原因になりますので重要な工程です。鏡面磨き用クロスで磨くと艶感が一層引き立ちます。
 


 

 それでは、靴磨き後の靴を見ていきましょう。

 ほこりはなくなり、つま先の擦り傷はシュークリームできれいに補修ができました。革の表面も程よい油分と水分が補給されて、つやつやとした光沢感が出ています。

 当社スタッフに履いてもらいました。

 カジュアルの装いも艶感のあるブーツがアクセントになってますね。着こなしがカジュアルでも、靴が常にきれいな状態であれば、きちんと感を与えることができるのも靴磨きの魅力です。


 

 


 

 靴磨きというとみなさんはどういったイメージをお持ちでしょうか?
 私はちょっと堅苦しいイメージや敷居が高いイメージがあり、靴磨きをするまでは面白みが分かりませんでした。
 しかし、実際に靴磨きをするとその奥深さや魅力、磨いた靴の変化、大切にケアをすることで愛着も湧き、次第に楽しさが分かっていきました。
 今回のテーマである「靴磨きとサステナブル」。環境に配慮した素材や海洋ゴミなどを使ったアップサイクル、そういったサステナブルファッションに目がいきがちですが、私たちが今すぐできることは、実は身近に数多くあります。
 レジ袋を使わないこと、有機、低農薬野菜を選ぶこと、節電や節水を徹底すること、そして今ある洋服や靴を大切にし長く着ること。普段何気なくしている多くのことがサステナブルに繋がります。
 環境のことや未来の地球のことなど難しく捉えがちのサステナブルですが、サステナブルを意識する上で一番重要なことは、普段の生活で無理なく取り入れられる行動を『楽しめる』ことではないかと思います。その点、靴磨きは見栄えもよくなり、達成感もありますのでオススメですよ。
 コロナによって外出自粛が続く毎日ですが、これを機に靴磨きをしてみるのはいかがでしょうか? 

 


 

 


 

今回、ご紹介した靴磨きのアイテムはIVORY、burdenで取り扱っております。
お問い合せはメールやお電話でもお受けいたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

取扱店舗:IVORY(アイボリー)

TEL / 076-422-3247

 

取扱店舗:burden(バーデン)

TEL / 076-420-6880

MAIL / contact@makes.jp

  • SHARE
  • TWEET