STORE LIST
  • INFACES
  • TRUNK15
  • greenroom
  • burden
  • Carnation
  • IVORY
  • cote a cote
  1. HOME > 
  2. FEATURE一覧 > 
  3. Talkin' about ~ SUKAJAN~

FEATURE

2019.10.01 / ONLINE STORE

Talkin' about ~ SUKAJAN~

 

皆さん、はじめまして。
メイクスオンラインストアスタッフの金山です。

突然ですが、普段、何気なく着ている服のルーツって調べてみたことがありますか?現代ファッションのデザインは過去のアーカイブからヒントを得たものや、そっくりそのまま再現したものも多数あります。ポケットの位置や襟の形ひとつにしても実はすごい奥深い意味が込められていたりするんですよ。服にはどんな成り立ちがあって、どんな人たちから愛されてきたのかを知れば、よりその服の魅力に気づくきっかけになるかもしれません。

そこで、「Talkin' about」と題しまして、ワードローブにぜひとも加えたい普遍的なアイテムのストーリーを掘り下げご紹介いたします。第一回目の今回ご紹介するのは、ヴィンテージに造詣の深いコレクターや、根強いファンも多いスカジャンです。

 

 

 原点はアメリカ人向けのお土産としてのアイテム

ジャンパーの一種であるスカジャンをアメリカやヨーロッパ発祥のものと思ってらっしゃる方もいるかもしれませんが、スカジャン誕生の歴史は、敗戦直後で疲弊した日本の銀座から始まります。1945年、太平洋戦争に敗れた日本の各地では、物資が乏しいながらも露店が営まれていました。当時の銀座にも多くの露店に、進駐軍として日本に在中していた米兵向けに、お土産として好まれるものが多く並べられていました。

 

これは当時の銀座の様子。道端に多くの露店が並びます。

 

物が豊富になかった時代なので、初めは自分たちの家にあるものでお金になりそうなものを売っていました。そんななか自分たちの手で商品を作り始めるようになり、米兵達がよく着ていたベースボールジャケットにアメリカ人が好きそうな東洋的な柄を刺繍したらどうだろうかと考える人が現れました。

 

 

当時人気だった柄は鳶、虎、龍などです。

 

アメリカ人にも好まれた着物の生地であるシルクは入手が難しいものでしたが、当時簡単に入手できたレーヨンを使い、呉服や和装小物に刺繍を入れていた職人達に頼んで刺繍を入れてもらい販売したところ、多くのアメリカ人たちが、日本のお土産として、このジャケットを買い求めました。今の時代では許されないことですが、レーヨン素材を「これはシルク素材だ」と偽り販売されていたものもあったようです。こういった狡猾さが内包されていた背景には、この時代の混沌や生き延びる事の困難さが感じられます。日々の暮らしを営んでいくための知恵がスカジャンを生み出したといっても過言ではないのではないでしょうか。

 

 

今でもスカジャンと言えば、光沢のあるレーヨン生地が一般的ですよね。

 

お土産品としての人気が高かったことから、アメリカ人たちは「スーベニア(お土産)ジャケット」と呼ぶようになったんですね。

 

スカジャンの名前の由来

もともとスーベニアジャケットと呼ばれているものがいつからスカジャンと呼ばれるようになったのでしょうか。これには諸説ありますが、スーベニアジャケットの人気にともない、職人達の仕事が追い付かなくなり、刺繍が適当なものやサイズがデタラメなB級品が出回るようになりました。そのB級品が横須賀界隈でお土産として安く売られるようになります。横須賀で売られている安くて面白みのあるジャンパーはいつの間にか横須賀ジャンパーと呼ばれるようになり、いつしかスカジャンと呼ばれるようになったようです。

 

 

B級品が出回る中、少しでも仕事を得る為に、刺繍の技術を落とさず向上させるように精進していた職人もいます。生きていくのにも必死な時代。そうした職人達の努力により今でも何十年前のビンテージ品などがきれいな状態で残っていたり、日本の刺繍の技術力の高さがあるわけですね。

 

 

「スカジャン」は70年以上の伝統と歴史を持ちながら、二十一世紀の今日でも作り続けられ、世界へとトレンドを発信し続けているファッションアイテムです。日本生まれのものが今では世界的に有名なハイブランドなどのコレクションアイテムとして発表されているのを見ると、なんだか少し誇らしげな気持ちにもなりますね。日本人の知恵と努力がたくさん詰まったスカジャン。歴史的背景や様々なストーリーを知ると、より魅力的に感じませんか?

 

 

 

<WACKO MARIA>

SKA JACKET(TYPE-2) ¥60,000+tax

SOUVENIOR JACKET (TYPE-4) ¥58,000+tax

REVERSIBLE SKA JACKET -D- (TYPE-4) ¥85,000+tax

REVERSIBLE SKA JACKET -A- (TYPE-2) ¥62,000+tax

 

 

burden / バーデン


『アメリカンカジュアルを中心に、ミリタリー、ワーク、ルード、トラッドといったスタイルを展開』
古き良き時代のヴィンテージウェアを、現代風に再構築した洗練されたアイテムが豊富に揃う。
国内に収まらず、世界のカルチャーを発信しファッションを通じて、歴史や文化を知り
共感する事で得るこだわりの世界観を提案。

富山市総曲輪3-6-15-15 FAITH 2F
TEL:076-420-6880

定休日:水曜日
営業時間:11:00~19:00

 

 

  • SHARE
  • TWEET